バッテリー上がりの対処法

バッテリー上がりの原因とは?

そもそもなぜオートバイのバッテリーが上がってしまうのか、これはいろいろな要因が考えられます。
例えばライトのつけっぱなしは起こりがちな原因の一つです。
パーキングライトやメットインスペースのライトをそのままにしていると、徐々に消耗させます。

また長期間乗っていない場合でも起こりえます。
バイクのエンジンをかけていなくても、自然に放電してしまうからです。

さらにバッテリーそのものの不具合も要因の一つです。
充電装置の故障や配線の摩耗などで充電量が徐々に減少してしまうのです。
バッテリーにも寿命があって、その時期が近付きつつあるのかもしれません。
まずはなぜバッテリーが上がってしまったのか、その原因を特定することです。

キックスタートを試してみる

バッテリー上がりが起きたら、まずはキックスタートを試してみましょう。
これきっかけでエンジンが回ってくれる可能性があるからです。

もしくは押し掛けでエンジンをかける方法も考えられます。
人力でバイクを動かすことで、エンジンが始動するかもしれないからです。
ただ近年のモデルの場合、電子化が進んでいるのでこれらの方法が使えないかもしれません。

その場合ジャンプスターターを活用しましょう。
ケーブルとジャンプスターターを使って電気を供給する手法です。
スターターがなければ、ほかの自動車のバッテリーとつないでみるといいでしょう。

充電する

バッテリーを充電することで、よみがえらせる方法があります。
しかし家庭用の充電用のバッテリーと違って、コンセントに入れて充電できるような単純なものではありません。

バイクショップで充電サービスを行っているところも少なくありません。
こちらにバッテリーを預けましょう。
そうすれば半日や1日後にはフル充電された状態で戻してくれます。
店によって若干の違いがありますが、だいたい1000円台でやってくれるところが多いです。

新品に交換する

上で紹介した方法でバッテリーが再生しない、一時的に戻っても数日したら元の状態に戻ってしまうなら寿命の可能性大です。
この場合、バッテリー本体ごと新しいものに交換することをおすすめします。

だいたいオートバイ用のバッテリーの寿命は3年前後が目安と言われています。
3年交換していないようであれば、新しいものに取り換えたほうがいいでしょう。

交換する場合、順番を忘れないでください。
-から+で取り外して、+から-の順番で取り付けます。

もし自分で取り換えるのに自信がないというのであれば、無理する必要はありません。
バイクショップやカー用品店のスタッフにお願いすれば、交換してくれるはずです。
専門知識を持っている人が行ったほうが、より安全です。