ハーレーダビッドソンの歴史

快適な乗り心地と軽快なエンジン音が特徴のハーレーダビッドソン

長時間乗っていてもストレスが少なく、長距離ツーリングに向いていると人気の、ハーレーダビッドソン。
その特徴的で軽快なエンジン音に魅了され、高級車であるとわかっていながら、ローンで購入をするというライダーも少なくありません。
そんなバイク乗りの憧れ的存在、ハーレーダビッドソンですが、元々は、三人の青年が自転車に興味を持ったことから始まったとされています。

1901年、アメリカ合衆国では自転車が大ブレイク。
アメリカ中の人が自転車に夢中になり、ハーレーダビッドソンの設立者である、ダビッドソン兄弟と、ウィリアム・ハーレーも、その虜となりました。

自転車に夢中になるうちに三人は、自転車をもっとパワフルに、もっと快適に走ることが出来るような、新しい乗り物はないかと考え始めるのです。
試行錯誤をした結果、1903年、自転車にエンジンを付けた、ハーレーダビッドソンの第一号が誕生します。

この時に搭載したエンジンは、単気筒エンジン。
トマトの空き缶などを利用したキャブレターを利用して、自分たちだけでオートバイを作り上げたのです。

カンパニー、ハーレーダビッドソンの誕生

その後、三人の青年に加えて、ダビッドソン家の長男であるウィリアムが加わり、四人で会社を興します。
自分たちで製造開発を行った自社製バイクを販売し、徐々にその名が定着。
株式会社ハーレーダビッドソンの名前を、広く世に知らしめていくのです。

1907年には、Vツインエンジンに改良を加えて作られた、5Dエンジンが始動。
これに加えて、ベルトドライブ駆動タイプを採用した自社バイクを作り上げ、現代のハーレーのほぼ原形ともいえるアイテムが揃った、ハーレーが完成しました。
必要なものを必要な分搭載しているハーレーダビッドソンは、瞬く間に高性能バイクとして世に広まりました。

その後も、大排気量1000CCエンジンやフラットエンジンなど、数多くのエンジンシステム、構築システムを製造。
パワフルで、尚且つ高性能なエンジンシステムを、数多く制作していきました。
収入が安定してもその場に留まることはなく、日々研究開発を重ね、進化を遂げ、現代に至るまで、多くの人に愛され続けています。

100年物歴史あるハーレーダビッドソン

このように、日々進化を遂げているハーレーダビッドソン。
創業から実に100年以上もの歴史がありますが、現代においてもその技術力は受け継がれ、新しい物を取り入れ続けています。

ハーレーダビッドソンは高級輸入車として知られていますが、値段に関係なく、その品質に魅かれて購入を希望するライダーは後を絶ちません。
出来るだけ良いものに乗りたい、確かな技術力を実感したいというライダーには、ピッタリの品でしょう。

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