アイドリングストップの効果は?

アイドリングとはどんな状態を指すのか?

アイドリングとは、エンジンを掛けたまま停車状態でいることです。
アイドリングをしている間はすぐに発射できる状態ですので、常にガソリンが使用されている状態と言えます。
エンジンがすぐに稼働できる状態でスタンバイをしている状態ですので、当然と言えば当然でしょう。

そんなアイドリングですが、近年では、非常に取り締まりが厳しくなっています。
特に、住宅街近くのコンビニの駐車場などでは、アイドリングを規制する働きも出ており、違反をしないように呼びかけが行われていることも。
トラックや車などの大きめな車が対象となっているケースが多いですが、バイクも例外ではありません。

バイクによるアイドリングも、車ほどまでは行きませんが、アイドリング状態中ずっと排気状態となっています。
環境面においても、騒音面においても、褒められた行為ではないということを頭に入れておきましょう。

アイドリングはエンジン始動5秒分になる?

アイドリングをしてはいけないのは、周辺環境のためもありますが、それだけではありません。
自分のためにも、絶対にやめるべきものと言えるでしょう。

エンジンが始動している際のガソリンの消費量は、アイドリング状態の五秒間に匹敵すると言われています。
ただ車を止めているだけでも、それだけのガソリンが利用されているのです。

もちろん上記の秒数は、あくまで車の場合の計算ですので、バイクにおいても同じことが言えるわけではありません。
ですが、車と同じように、ガソリンを無駄に消費しているということには変わりはないでしょう。

環境面においてだけではなく、ガソリンを無駄にして、お金を無駄にしないためにも、アイドリングは出来るだけやめた方が賢明です。
経済的にも非常にエコと言えますので、長時間のアイドリングは避けるべきでしょう。

アイドリングを止めることでオーバーヒートを防ぐ

更に、アイドリングを止めることで、機能面にも大きな影響を及ぼします。

アイドリング状態は、常にエンジンが稼働している状態、スタンバイの状態がキープされていますので、長時間放置すると、働き続けている状態になります。
そうなると、オーバーヒートを引き起こす可能性があり、バッテリー上がりなどの原因に繋がるでしょう。

長時間アイドリングをしていたバイクが、待機中にオーバーヒートを起こしたという例は、実は少なくありません。
バッテリー上がりの症状の他にも、機器に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。
バイクを出来るだけ長く、大切に乗っていきたいのであれば、出来るだけこまめにエンジンを止めて、アイドリング状態を短くするように心がけましょう。