特徴は軽量なエンジン
スウェーデンで生まれた人気の高いハスクバーナ「FE250」の特徴を、ご紹介します。
その特徴は、エンジンです。
FE250のエンジンはパワー満載ですが、軽く小さめに作られています。
2020年モデルになると、その特徴がさらに顕著です。
プロはもちろん、アマチュアも利用しやすいように、その重さはわずか27.6gになっています。
このような軽量が実現できたのは、今までにないような新しい製造過程があったからです。
この軽量さのため、運転操作もスムーズにいくでしょう。
2020年モデルは改良も加えられていますが、世界で注目されるパフォーマンスやハンドリングはそのまま維持されています。
ただ、主となるコンポーネントやシャフトは注意深く配置され、今までにないような感じです。
魅力はシリンダーヘッド
高度なテクノロジーによるシリンダーヘッドの魅力を探ります。
このシリンダーヘッドは改良され、新しいカムシャフトやタイミングが更新になり、パフォーマンスが向上し、反応も良くなりました。
そして、塗装ロッカーアーム作動の4つの軽量チタンバルブに対抗する力も、ないものにしたのです。
そのため、回転力がより良いものになっています。
シリンダーとピストンのパワーアップ
シリンダーは、評価の高いFC250モトクロスモデルと同じ口径のものです。
サイズは口径78mmのものを使っています。
そして、ものすごい強さのあるアルミニウムを使い、ボックスタイプの軽量鋳造ピストンを、ボディの中に入れています。
こういったものが、このバイクのパフォーマンスの展開に役立ち、ライダーが安心できる信頼性にもなっているのです。
さらに、新しいシリンダーヘッドガスケットの向上も見られます。
数字の上でも。コンプレッション率が上がり、パワーアップになったのです。
エグゾーシステムも見てみよう
エグゾーシステムは、軽量をかなり意識して作られました。
それは、クラス最高のパフォーマンスができるためです。
2つのピースで設計されたコンパクトなヘッダーパイプには、騒音レベルは今までのままで、耳障りな音を出さないようになっています。
しかし、接続する場所は変わり、ショックアブソーバーの取り外しなしで、簡単に取り出せるようになりました。
さらに、コンポネートは軽いアルミニウムを使用し、高級品質の新しい塗装を試みています。
そのため、すっきりとしたカッコいい雰囲気になりました。
主なスペックについて
では、主なスペックもご紹介します。
排気量は249.9㎤で、デザインは単気筒、4ストロークエンジンです。
ボア78mmで、ストロークは52.3mmになります。
エンジンの音を出すセルスタータというスタータがあります。
バイクの変速を行うトランスミッションは6速です。
このトランスミッションとエンジンの間にはクラッチがあります。