オフロードのR1ヤマハ「WR250R」

WR250Rの基本情報

WR250Rはヤマハから発売されたバイクになります。
2007年にはじめて市場に投入されました。

エンジンは水冷4ストローク単気筒で、DOHC4バルブが採用されています。
排気量は249ccで馬力が31PSという内容です。
燃費は60kmのフラットな路面で走行した場合、リッター当たり34.0kmです。

車両の重量は132kgです。
また2名乗りのバイクに分類されます。

オフロードバイクですが、市販車の中では最強と言われています。
本格的にオフロードを走破したいと思っている人でも十分満足できる内容です。
知名度も高く、ブランド力もありますので中古でも欲しいと思っているライダーも少なからず見られます。

パワフルなエンジン

WR250Rの魅力として無視できないのは、エンジンパワーでしょう。
4サイクルエンジンの中でも優れたスペックを有しています。
最高出力31PSでトルクも最大24kg・Mという内容は同じクラスのほかのバイクを圧倒しています。

加速力にも優れますので、高速道路などの合流の際もスムーズに入れます。
ツーリングを楽しむ際にもエンジンパワーのすごみを体感できるでしょう。
もちろんオフロードでも悪路をしっかり走破するだけの能力を有しています。

トップクラスの軽量化

パワフルなエンジンパフォーマンスを最大限に引き出すのが、軽量化された本体です。
メインフレームをはじめ、細部にわたって少しでも計量になるような努力の跡が見られます。
その結果、ほかのメーカーの同じクラスと比較して5~10kg程度軽めに仕上がりました。

またエンジンも十分なパワーを持ちながら、コンパクトサイズに仕上がっています。
これも軽量化に成功した一因です。

メインフレームには鋳造アルミパーツを、リアアームにもアルミニウムを使うなど軽量化の極致とも言えるようなエンジンです。
軽量化に成功したことで、いろいろなドライビングを楽しめるとライダーの間で好評です。

オフロードを快適にするシートの高さ

ほかのバイクと比較して、シートが高めにポジショニングされているのもWR250Rの特徴の一つです。
どのような悪路でも比較的いい姿勢をキープできます。
舗装されていない道路でも安定感があります。

フロントフォークは長めでサスペンションの役割も兼任しています。
衝撃をしっかり吸収してくれるので、林道のようなでこぼこ道でもそれほどバイブレーションを感じません。

リンク式リアサスペンションも乗り心地の良さを引き出します。
路面状況に応じてセッティングの変更ができるようになっています。
それぞれのライダーにマッチするようなセッティングを見つけられるので、思い通りに楽しく走れるのが魅力的です。

This entry was posted in 車種.